先物取引の契約はデジタル通貨の金融派生商品です。トレーダーは将来の価格トレンドを判断して上昇時に買い持ち(ロング)を行い上昇分の利益を得るか、下落時に空売り(ショート)を行い下落分を利益にできます。またレバレッジも利用できるため、価格変動から得られる利益を増幅できます。
CoinExで取り扱う先物取引の種類はリニア契約とインバース契約の2種類です。
- リニア契約はUSDTなどを証拠金と決済通貨として使用します。
- インバース契約は取引する暗号資産自体を証拠金と決済通貨に使用します。
リニア契約 VS インバース契約
種類 |
リニア契約 |
インバース契約 |
証拠金通貨 | 価格計算通貨(USDT など) | 取引通貨(BTC など) |
最終決済日 | - | - |
契約損失処理方式 | 自動デレバレッジ(ADL)、保険基金 | 自動デレバレッジ(ADL)、保険基金 |
清算価格 | 合理的価格指数 | 合理的価格指数 |
価格調整メカニズム | 資金調達手数料率 | 資金調達手数料率 |
先物取引の使い方
1. CoinEx公式サイト(https://www.coinex.com)にアクセスしアカウントにログインします。上部ナビゲーションの[先物]から[先物取引]を選びます。
注意: この機能を利用するには、事前に先物取引を有効化する必要があります。詳細は先物取引の有効化方法を参照してください。
2. 契約の種類と取引ペアを選択します。(ここではBTCUSDTリニア契約を例に説明します)
3. 現物アカウントから先物アカウントへ資産を振り替えます。
4. マージンモードを設定しレバレッジ倍率を調整します。
(1) クロス証拠金: 先物アカウントの全可能残高を現在のポジション全体で共有する証拠金として使用できます。
(2) 個別証拠金: 各ポジションの証拠金は分離されており共有されません。手動で証拠金を追加する必要があります。
5. [買う/ロング] または [売る/ショート] を選び価格と数量を指定してポジションを開きます。
6. 注文が成立すると、[現在のポジション] でポジションの詳細を確認できます。
7. ポジションを決済する場合は、[清算] または [決済] ボタンを押します。あらかじめテイクプロフィット(TP)またはストップロス(SL)注文を設定しておくと、市場価格が指定したTP/SL価格に到達したときにポジションが自動決済されます。
注意: CoinExはマーク価格によりポジションの強制清算のタイミングを判断します。マーク価格が清算価格に達すると強制清算が行われます。
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